イグニタリアムの
事業内容とサービス
提供している技術サービスは大きく分けてハードとソフトの2部門から構成されています。
ハード部門(半導体設計サービス)
半導体設計サービスでは、今まで培った豊富な経験を活かし構築した設計技術や管理システムなどを提供しています。このような一貫したサービスを期待して、米国を始めとした多くの大手企業やスタートアップ会社からのご要望に応えています。
設計サービスは主に以下分野に提供しています。
- マルチメディア/AI関連のSoCアーキテクチャ・設計
- オートモーティブ・グレードのSoC設計
- SoC/ASIC/FPGAの設計全般
イグニタリアムは会社設立以来、30以上のSoC設計に携わってきました。以前の経験を合わせると100を超えるSoC設計プロジェクトに携わって来ています。CPU、DSPに関するデザイン、並びにARMやSynopsys、CadenceのInterface IPにも豊かな経験があります。半導体設計に伴う組み込みソフトも提供しています。


ソフト部門(人工知能ソリューション・サービス)
AI関連のソフト開発は独自のニューラルネットワークをカスタマイズすることで、エッジデバイスでも動作する高認識率のパフォーマンスに優れたソリューションを提供しています。米国では鉄道の点検保守などのインフラの点検や医療関係の画像解析などに多く採用されています。日本でも音声認識(咳検知など)でも注目を集めています。今後のWith COVID-19では非接触での操作は益々注目を集めそうです。
また、人工知能に欠かせないマシンラーニングのラベリングサービス、人工知能へのモデル・トレーニングなどのサービスも高く評価されています。インフラの劣化状態や物体の識別などのラベリングは人手が掛かる作業であり、コストに大きく影響します。このラベリングをAIで半自動化することで、インドの豊富な人材を活用し、低コストで高品質なラベリングサービスを提供しています。
イグニタリアムはEEMBC MLMark委員会のメンバーで、エッジデバイスのDLパフォーマンスを測定するためのフレームワークを開発。MCU、SoC、FPGA、GPU、カスタムアクセラレータのパフォーマンス(fps)と精度(mAP等)を解析し発表しました。


AIデータ・ラベリング・サービス
独自のAnnotation Platformにより、高品質で安全なラベリングされたデータセットを生成できます。ラベリングの品質向上や管理体制の拡充、品質保証を徹底的に行なっています。これにより日本のラベリング費用に比べて大幅なコスト削減が可能となります。以下のようなラベリングの種類に対応しています。
- Bounding Box Annotation
- Image Annotation - 2D & 3D
- Video Annotation
- 2D & 3D Bounding Box and Object Tracking
- Key-points/Landmark Annotation
- Facial Annotation
- Human Pose Annotation
- Polyline / Spline Annotation
- Lane Annotation
- Polygon Annotation
- Semantic Segmentation
- Instance Segmentation
- Full-pixel Segmentation
- LiDAR Annotation
- RADAR Annotation
- Medical-Radiology Annotation


研究開発に力を入れている技術
- センサーフュージョンを使用した障害物の検出と回避による自律走行プラットフォームの最適化
- インフラ向け欠陥分析の自動ツールの開発
- 3D再構成による立体構造物の寸法測定
- 音声アクティビティ検出(VAD)の精度の向上
など、数々の技術をお客さまからの声を反映し、日々研究開発に取り組んでいます。


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